こんにちは。
ぽんず(@omunimaru)です。
我が家にはニンテンドースイッチがあります。
夫がリビングのテレビでゲームをやるため、自然と子どもにもゲームをやりたい欲が…。
幼稚園、保育園に通い出すと友達との会話でもゲームの話題が出るようです。
子どものゲームとの付き合わせ方…親の永遠の課題ですよね。
我が家では、いずれ必ず出会うものだから、適切に出会わせて付き合わせる方がよいと考えました。
そして、ニンテンドースイッチの「リングフィットアドベンチャー」をファーストゲームとして与えました。
2ヶ月ほど長男にやらせてみましたが…。結論。とってもおすすめです!
ゲームのルール作りに「リングフィットアドベンチャー」(以下リングフィット)がおすすめな理由と幼児がやるときのコツを解説したいと思います。
リングフィットアドベンチャーとは?
リングフィットアドベンチャーは2019年10月に任天堂から発売されたニンテンドースイッチ用ゲームです。(公式サイト)
ジャンルとしてはRPGになるかと思います。ジョギング、スクワット、ヨガなどのエクササイズを行うことで移動したり、敵と戦ったりします。ゲームを進めるだけで自動的にいろいろな全身運動が行えるようにゲームが作られています。
エクササイズ内容は有酸素運動の比率のほうが多く、ゲームの演出も達成感を感じられるようにできているため、大人も子どもも楽しく運動に取り組めます。
幼児がやりやすいゲームの操作性
指先を使った細かい操作が必要ない
ゲームのコントローラーは指先を器用に操作しなければいけません。まだ手の小さい幼児には操作しにくいものです。幼児はそもそもまだ細かい操作ができません。例えば小指だけ立てようとしても薬指もついてきたりします。通常のコントローラーを使用するゲームだと自分の思ったように操作できないことでイライラしたり、落ち着かなくなったりしてしまいます。
しかし、リングフィットはリングコンの押し込み、ひっぱり、傾けで操作ができるため、指先の操作がありません。
幼児がリングコンを操作するためには、運動負荷の設定を調整するとより取り組みやすくなります。(詳しくは後述します)
真似するだけでOK!説明がいらないフィットネス
リングフィットには「みぶりさん」というキャラクターが登場し、エクササイズの最中や操作が一定時間止まると、どのような動きをすればよいかジェスチャーで教えてくれます。真似をすれば先に進むことができるため、大人が何も教えなくても子どもが自分で進めることができます。
ただし、リングコンを片手で持ったり、筋力が足りずにできない動きも存在します。最初はできそうな動きを大人がサポートしてあげても良いかもしれません。慣れてくると、自分でできそうな動きを考えて進められるようになります。(対応力アップ!)
文字が読めなくてもOK!「!」を見つけて進められる
リングフィットはフルボイスではなく、セリフは主に文章で表示されます。
しかし、文字が読めなくても迷うことはありません。次に進むコースが「!」で表示されます。
そもそも子どもにやらせると全ステージクリアしようとするので必然的にステージを進められます。
家庭のルール作りに最適なゲームシステム
短時間で区切れる。1コースごとの長さがちょうどよい
もともとプレイヤーが継続してエクササイズに取り組めるように設計されているため、1コースの長さが適切に設定されています。短時間で1コースが区切れることで、少ない時間でも取り組むことができます。
また、コースの途中でゲームをスリープしても中断したところから再開することができます。
さらに運動負荷を下げることで長くても10分程度で1つのコースが終わります。
やめ時を決めやすい。大人も子どもも。
リングフィットはオーバーワークを防ぐため、水分補給の呼びかけやまだプレイを続けるかの忠告が適宜入ります。
また、その日の合計運動時間が画面の左下に表示されます。
プレイヤーが目標を決めてプレイできるように設計されているため、どのくらいやるかのルール設定がしやすくなっています。
子ども目線でも決めたルールを守れているかが逐一確認できるようになっています。
ずっとは続けられない。しっかり疲れます。
子どもの体力は無尽蔵。集中していると疲れ知らずでどんどん動きます。
リングフィットをやっているときも例外ではありません。
キャラクターみぶりさんが「はげまして」くれるためどんどん先に進みたくなります。
しかし、しっかりとエクササイズが組まれているため、しっかりと疲れます。
通常のテレビゲームのように何時間も続けて行うことはできません。(運動負荷にもよりますが。)
【我が家の実践例】できあがったゲームルールを解説
我が家のゲームルール【時間では区切りません】
まずは、できあがったルールがこちらです。
では、このルールができあがった経緯を説明します。
まずは大人だけでルールを話し合った。
子どもとルールを決める前に、夫と話し合いました。親二人が同じことを言う環境が大切だからです。
片方が厳しくて、片方がゆるいと…子どもが厳しい方に不満をもちます。
そうなるとルールが崩れていく…。
二人で同じことを言う。これが何よりも大切です。
夫も小学生になる前からゲームに触れてきた世代です。ゲームの楽しさは何よりわかっています。
ゲームのルールで嫌なこと…それは時間で区切られることだそうです。
あと少しで区切りがいいのに…あと少しでクリアできるのに…もうちょっとだけ…
と、ルールが曖昧になっていきます。だって嫌だから。
だから◯分、◯時間のような時間で区切るルールはやめようとなりました。
そこで、次のようなルールができました。
ちなみにどちらのルールも毎回条件が変わるため、やる前に子どもと一緒に設定しています。
1.準備ができたら〇〇するまで好きなだけやる
(例)お着替えができたら、お出かけに出発するまでやる
(例)幼稚園の準備ができたら、バスの時間までやる(正確にはバスの時間の10分前)
うちの子はまだ時計が読めません。お勉強中です。
なので〇分や◯時間という区切りではどのくらいの長さかわかりません。
時間で区切ると必然的に「思ったよりも短い」と思うことがほとんどになります。
なので、次の用事までは「好きにやっていいよ」というルールにしました。
この言い方が大切です。
「□□できたら」は「自分が頑張れば長くできる」と前向きになれます。
「好きにやっていいよ」はたとえ短い時間でも「自由にできる」感があります。
リングフィットは短い時間でゲームの区切りが来るため、周囲の様子を見ながら「続ける」「止める」の判断を自分でできるようになります。
我が子の場合は2週間位で自分でやめることを覚えました。(完璧ではありませんが)
2.〇〇回〜〜するまでやってよい
(例)4個コースをクリアするまでやる
(例)2回ボスを倒すまでやる
(例)3個レベルが上がるまでやる
こちらのルールは主に休日で長く時間が取れるときに使います。
大切なのは、子どもと相談して目標を設定することです。できるだけ自分で決めたと思わせます。
そして、目標を達成して終わりにしたときに
・目標を達成できたこと
・はじめに決めた通りに終わりにしたこと
の2点を認めてあげると、どんどんこのルールが好きになります。
目標を設定する時には、時間の見通しがもてないので◯◯回の量を大人が調整してあげるとよいです。
【我が家の実践例】4歳男の子のプレイ内容、やり方を解説
2ヶ月の実践記録
リングフィットを始めた(勧めた)きっかけは夏の暑さです。朝から30度を突破して屋外では日陰遊びか水遊びしかできませんでした。
日中体を動かさないと夜の寝付きも悪いので、室内で楽しく体を動かせるものはないかと考えて、知り合いからリングフィットを借りました。
はじめの様子
はじめはリングコンが固く、腕の力だけだとリングコン押し込みがうまくできませんでした。
腕と胸でリングコンを押し込むようにリングコン押し込みをしていました。
また、ドラゴが初登場すると、「怖い」といって泣きそうになりました。
2ヶ月の成果
そして2ヶ月経った記録がこちらです。
どんどんレベルが上がるのが楽しかったようで、同じコースを何度もクリアしてレベル上げで遊んでいました。
リングフィット語録※ネタバレ少し
はじめはドラゴを怖がっていた我が子。
今ではドラゴごっこをして遊んでいます。
そんな我が子のリングフィット愛が伝わる語録をまとめます。
リングフィットの用語のいい間違え集です。
(必要ない方は読み飛ばしてください。)
正しい用語 | いい間違え語録 | コメント |
リングコン | りんぐほん | おしい! |
ドラゴ | どらぼん | こっちのほうがかわいい! |
スクワット | すくらふと | わいどすくらふと! |
スムージー | すむんじん | 確かに知らないとこうなるかも |
アームツイスト | あーむついふと | なんかやわらかそう |
モモアゲアゲ | ももあげあげあげ | いっぱいやりそう! |
みぶりさん | みどりさん | ご年配感…。 |
さげてプッシュ | おもでくっしゅ | うん?なんて? |
リングコン設定とリングコンの使い方
リングフィットではアカウントごとに運動負荷を設定できます。
運動負荷を下げるとレベルが上がりやすくなったり、敵に与えるダメージが増えたりします。
我が子は運動負荷を1で設定しました。
また、リングコンは大人と同じものを使用しました。
はじめはリングコンの押しこみが難しそうでしたが、2ヶ月で筋力がついたのか、余裕でできるようになりました。
純正のリングコンが硬い場合は、こんなリングコンも販売しているようです。
ももがとても細いので、レッグバンドはぐるっと1周以上巻きました。
ゆったりしたパンツのときは足に直接巻くとずれません。
子どもが飽きないあきらめない。フィットスキルの並べ方とずるいエクササイズ方法
フィットスキルの並べ方
フィットスキルが増えてくると、どのスキルを選ぶかで進みやすさが変わります。
このスキルはたまに大人が設定してあげると進みやすくなります。
このように並べると、左から順番に選んでいくと敵を倒せます。
年齢が上がってくれば、技の特性を理解して自分で選べるようになるかもしれません。
我が子は敵の数を見て、スキルを選べるようになりました。
ずるいエクササイズ方法
どうしてもできないエクササイズもあります。
慣れてくると勝手にアレンジして進めていきます。
まとめ
子どものファーストゲームとしてリングフィットアドベンチャーを与えてみた実践をまとめました。
2ヶ月行いましたが、結果的にとてもおすすめのゲームでした。
ゲームのルールづくりにも最適だと思います。
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