男性が育休を取得する。
まだまだ一般的ではない中で、いつ周囲に切り出すか。
1つの課題かと思います。
中でも、職場にいつ伝えるか。
どのように伝えれば、現場の負担が少なくなるかな?
今回はそんな実体験を綴ります。
自分だけでなく、職場や社会全体にとってプラスになる
そんな育休になるように考えて行動しました。
ちなみに、2022年4月以降改正された育児・介護休業法が順次施行されます。
それにより、男性育休が取りやすくなります!
どうしても育休取得は同僚に負担をかける部分もあります。
ですが、行動の仕方で「快く」育休に送り出してもらいましょう!
それでは、詳しく見ていきましょう!
体験談!誰に、いつ、どのように伝えたか
育休を伝えるタイミングはとても大切です。いきなりですが、結論です。
僕の場合は次のように行動しました。
- 管理職には、前年度の10月に!
- 前年度の学年部の先生には前年度の11月に!
- 今年度の学年部の先生には学年を組んだ初日に!
伝えた時期の理由や伝え方を詳しく見ていきましょう!
管理職には、前年度の10月に!
教諭が育休取得を申し出ると、管理職は講師の派遣依頼を委員会に出します。
管理職の次年度の人事を決める活動は11月前には始まります。
その前に次年度の自分の意向について伝えておかないと、管理職もとても困ります。
そこで、妻の妊娠を伝えるタイミング(安定期に入った頃)に同時に育休取得の意向を伝えました。
正確には10月18日だったかと思います。
育休を取るかどうか、まだ迷うタイミングかと思いますが、「いつ決めるか問題」です。
管理職、同僚、子供、自分が困らないためにも、しっかり、はっきりと伝えましょう。
前年度の学年部の先生には前年度の11月に!
育休を取得する。制度としては管理職に伝えれば大丈夫です。
しかし、組織で仕事をする以上、同僚の理解はとても大切です。
伝えやすい人から徐々に伝えれば大丈夫です。
僕は学年主任ではなかったのですが、(GIGAスクール真っ只中の)情報担当という
日頃から学校全体に情報提供する仕事がありました。
しかも、次年度以降も担当になることはほぼ決まっていたので、身近な学年部の同僚には
管理職に伝えたあと、管理職も前向きに返答してくれたこともあり、
11月には伝えました。
どの同僚も、学年主任もとても前向きに後押ししてくれました。
今年度の学年部の先生には学年を組んだ初日に!
新しく学年部を組んだ先生は、すでに僕が育休を取得することを管理職から聞いています。
ですので、新しい学年の発表があった初日に話をしました。
そして、いつからいつまで休むのか、育休代替の先生にどのように学級を引き継ぐのか
というような話をしました。
まとめ
育休取得を伝えた体験をまとめてみました。
教員は育休取得の際、講師の先生が派遣される制度が整っているので、比較的取得しやすい環境です。
その制度をスムーズに活用できるように、次年度育休を取得する意志がある場合、次年度の人事が始まる10月には管理職に伝えましょう。
育休取得には「育休復帰」がついてきます。
復帰したときに自分が、同僚が働きやすくなることが自分の家族の幸せにも繋がります。
計画的に行動しましょう!
また、配偶者の妊娠が分かる前から、将来的に育休取得したい意志を伝えておくことも大切です。
意図せず年度途中に配偶者の妊娠がわかった場合にも、
早めにはっきりと自分の意志を伝えましょう。
コメント